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コラム: 田楠治の「日々税々」税金こぼれ話
 




日系のコミュニティーには様々な慈善団体がありますね。 

そういう団体はその活動のためのファンドレイジングで
いろいろなイベントを開催しています。 
ゴルフ大会やコンサート、セミナーや5Kランなどが
典型的なものでしょうか。 
そういうイベントでは参加者に参加賞やグッディーバッグを配ったり、
チケットを買ってもらいラッフル賞品が当たる抽選をして
いろいろな賞品を提供しています。 

読者の中にもそういうイベントに参加された方が多くいると思いますが
ラッフルに当たったことがあるでしょうか。 

いくらファンドレイジングと言っても
やはりラッフルチケットを買ったからには何かの賞品が当たるのを期待しますよね。 

何か当たったことがある人は多いのではないでしょうか。 

でもちょっと待って下さい。 

ラッフルに当たった場合に賞品によっては税金の心配をしなければならないのを御存知でしょうか。 
ドキッツとして方もいると思いますが、税法のルールの概要は下記の通りです。

1.ラッフルの賞品が①600ドル以上で②ラッフルを買った金額の300倍以上の場合

この場合は慈善団体はIRS Form W-2GをIRSに提出し、当選した人にもそれを渡さなければなりません。

2.さらに賞品が5000ドル以上の場合は慈善団体は賞品の時価の25%を源泉してIRSに納めなければなりません。 

つまりこの場合、当選した人はその賞品の価値の25%分のキャッシュを慈善団体に支払う必要があるわけです。 


豪華景品が用意されているイベントも多いと思いますが、よく聞くケースでは車が賞品になっています。 
ラッフルチケットを買った人が好運にもその車が当たったら飛び上がるぐらいに喜びますよね。 
その場のガッツポーズが目に浮かびます。
 
ところがです、

例えばたった1ドルのラッフルチケットを買った人が10,000ドルの価値のある車をゲットしたとします。 
そうすると上記の1,2の条件に該当するので、
その人は2,499.75ドル[( 10,000 – 1) x 25%]のキャッシュを用意して慈善団体に支払い、
慈善団体はそれをIRSに納めることになるわけです。

10,000ドルの価値のある車はただでゲットしたわけではなく約2,500ドルのキャッシュが必要だったわけです。 
ラッフルで車が当たってラッキーと喜んでばかりはいられないと言う訳です。 
まあたいがいの場合はビールやお酒、ゴルフボールといった特別高価ではない賞品が多い気がしますので
その場合はあまり税金の心配はないでしょうが、他の参加者かうらやましがられるような賞品が当たった時は要注意かもしれません。 


(2013年9月20日記)

(注)上記税金関係の記述はその概要を述べていますので実際の適用にあたっては税の専門家にご相談下さい。


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