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コラム: 田楠治の「日々税々」税金こぼれ話
 




27.競馬の勝ちを申告せずに懲役刑?


読者の中には競馬ファンもいると思いますが、馬券を当てた人に関して最近日本で大きなニュースがありました。 
それは3年間で約28億7千万円を馬券代に投入し、約30億1千万円の払い戻しを受けた人(合計差引利益-約1億4千万円)に対して国税局から約5億7千万円の脱税があったとして所得税法違反に問われた人がそれを不服として不服審判所に審査請求したものです。 
常識的に考えれば税金は利益に対して払うものなのに利益の約4倍の税金を払うように言われたわけですから誰でもびっくりしますよね。
結論から言うと判決は個人の主張が認められて税額は約5千万円になりましたが、懲役2月、執行猶予2年となりました。 
日本の税法では所得を10種類に分類して課税する方法をとっています。通常は競馬の勝ち馬券は「一時所得」に該当しその所得を申告するときに「収入を生じた行為のために直接要した費用」を控除することになっています。 国税局は約30億円の当たり馬券のための直接購入費用(約1億円)を控除した約29億円を所得と認定しました。 つまりはずれ馬券の約27億円は当たり馬券の購入費としては控除の対象にしませんでした。 
一方納税者は自分の所得は一時所得ではなく、「雑所得」を主張しました。 雑所得の場合は控除できる額は「収入を生じるために必要な経費」が控除できるため、はずれ馬券購入費も当てるための必要な経費なので約28億7千万円が必要経費で利益は約1億4千万円と主張してそれが認められたわけです。 その結果税額は当初の5億7千万円から5千万円になりましたが、申告するべき所得を一切申告しなかったということに関して執行猶予付きですが、懲役2月の判決になってしまいました。
無申告の場合罰金を払うだけでなく場合によっては懲役にもなってしまいますので気を付けましょうね。

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