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コラム: 田楠治の「日々税々」税金こぼれ話
 




18.日本人脱税で国外退去

 今年の所得税申告シーズンも残り1カ月を切りましたがちょっとショッキングなニュースがありましたのでお知らせします。LAタイムス記者の報告ですでに御存知の方もいるかもしれません。


Thousand Oaks, Tarzana, Encinoで寿司レストランを経営する日本人夫婦が脱税のため国外退去の判決を受けてしまいました。

夫婦は1984年に南加に来て(もちろん法的なビザを取得していました。)寿司レストランをオープンしました。人気のあるレストランで経営も順調でした。しかし1991年の税務申告を過少申告したためにIRSの調査で指摘を受け追加税額とペナルティーを含めて$245,000を支払いました。ここまではよくある話かもしれません。


 問題はこの後です。それから約10年後に移民局から国外退去の決定が出ました。


 驚いた夫婦は国外退去取り消しを訴える裁判を起こしたわけですが、最近最高栽の最終判決が出ました。結論は夫婦の脱税行為は悪質で重罪のものなので自動的に国外退去に該当するという判断でした。なんと20年前の脱税行為のために夫婦は繁盛しているレストランを続けることが出来ずに国外退去になってしまうという事件です。皆さんはどう思われるでしょうか。過少申告をしたことは良くないことですがすでに追徴税額とそのペナルティーも支払い済みにも係らず国外退去とは納得がいかないのは筆者だけでしょうか。以前は国外退去は殺人者やドラッグの首謀者に限られていたようですが、最近はその範囲が広がり今回のようなケースもその対象になってしまったようです。


悪質で重罪な行為に該当するケースとして$200,000以上のコストがスレッシュホールドになっていたようですが、最近はそれが$10,000に下げられているようです。夫婦は市民権は取得していませんが80年代には永住権を取得していたそうです。今回のケースはSmall Business Ownerでその納税額がIRSの注目する規模の納税者に正しい申告をしてもらうように喚起を起こさせるのに十分なケースと言えそうです。 


(注意)記事は税務上の一般的な説明をしていますので、実際のケースにあたっては専門家の意見を確認して下さい。

記事/田楠 治 (2012年3月16日記)

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