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コラム: 田楠治の「日々税々」税金こぼれ話
 




13.マルサは何さ?(1)

大分前に「マルサの女」という日本映画がありましたがご覧になった方はいるでしょうか。結構実際の脱税に基づいて制作されたと聞いています。マルサとはいわゆる業界用語でしょうが、脱税の査察を意味します。マルサの女とは女性の国税査察官です。今回から数号は国税庁から発表された昨年の査察の概要シリーズになります。

査察はいわば公共の敵というべきもので悪質な脱税者に対する刑事責任の追及を目的としているので、通常の税務調査とは大きく違います。通常の税務調査はその申告に間違いが指摘されると追加税額とペナルティ、インタレストが課されますが、査察の場合はそれだけでは済まず有罪になると実刑を受けることになります。通常の税務調査の場合は予め税務署(調査官)から調査の日程について確認がきます。ある程度納税者の都合で日程を決められますが査察の場合はある日突然に査察官が査察を開始します。脱税の証拠を隠されないように突然の突撃になります。

したがってそれなりに多額の脱税が見込まれるケースについて査察が入るわけなのでその年間件数はそれほど多くありません。これは査察官の数にも限りがあるのと査察の開始から終了までそれなりの時間が必要となるからでしょう。毎年200件程度の着手件数があり昨年は213件でした。処理した事案に係わる脱税額は総額で290億円にのぼります。毎年300億円前後の脱税が指摘されているようです。1件当たり約1億4千万円です。結果を見るとやはりほっておけない状況でしょうか。


人生で避けられないものが二つある。死と税金だと言われているようですが。やはり税金はなるべく少なくしたい、つまり節税したいという人がほとんどでしょうが、節税と脱税の差は紙一重のようなケースもありますね。

筆者の愛読書に斎藤一人という事業家の本がありますが、ご存知の方もいると思います。以前国税庁が税金の高額納税者リストを発表していたときに2度トップになって驚かせられました。トップでない年も毎年トップ10には入っていて個人の累計納税金額では日本一と言われています。


この方のビジネスは健康食品販売業となっていますが、斎藤さんは節税を考えている時間があったらもっとお客さんに喜んでもらえる商品を売りたいという時間にしたい、どうせ納める税金ならば日本一の納税者になろうと言って税金を納めるのをゲームにように考えてビジネスに取り組んだそうです。やはりこういう人の発想は普通の人と違いますね。皆さんはどうでしょうか。

(注意)記事は税務上の一般的な説明をしていますので、実際のケースにあたっては専門家の意見を確認して下さい。

記事/田楠 治 (10月28日記)



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