アメリカ 会計事務所 Japanese : English
ニュースレター登録はこちら


  communication
会計税務ニュース
 


15,個人タックスリターン ~よくある誤解集~

うっかり自分の勘違いや思い込みでIRSや州からペナルティを受けない為に、私たちは税金の仕組みを知識として、多少知っておくと良いと思います。今回は、個人税務申告でよくある誤解集を用意しました。

  個人タックスリターンの延長でよくある誤解
q 「個人タックスリターンの書類(Form 1040)提出を延長したから、まだ税金払わなくてもいいよね?」
t 正解:払ってください。Form 1040の書類提出を延長しても、税金の支払い期限は延長されません。ちなみに今年の税金の支払い期限は4月17日です。2011年度の納税額の全額を納めなかった場合は罰則金(Penalty)が発生してしまいますのでご注意ください。

  株の損失でよくある誤解
q 「今年は株で大損して全く利益が出なかったから税金は払わなくていいし、その取引に関する申告をする必要もないんでしょ?」
t 正解:株の損失(Capital loss)が控除対象になるのは年間で最大$3,000の損失までです。それ以上の損失に関しては次年度以降へと繰り越しとなり、今年度の控除対象とはなりません(Schedule D)。また、損失があったとしても、この取引に関しての申告しなければなりません。

  現金支払いの申告でよくある誤解
q 「お客さんが現金で支払ってきたから、それは申告しなくていいよね?」
t 正解:申告して下さい。チェックでも現金でも、それは"Income"です。

  各種Form(例えば、1099-INT, 1099-MISC, 1099-G等)の添付でよくある誤解
q 「Form 1040で申告する際、申告する情報は手元に送られてきたForm(例えば、1099-INT, 1099-MISC, 1099-G等)だけでしょ?」
t 正解:申告すべき情報が手元に届いていないとしても、申告すべき情報は申告しなければなりません。通常の税務申告書作成者であれば、足りないForm(例えば、1099-INT, 1099-MISC, 1099-G等)のリストを提供してくれます。しかし、納税者が個人で申告書を作成する場合は、上記情報が記載されたFormを無くしてしまったり、届かなかったり等の理由で重要な情報の記入漏れがよく見受けられますので、不安な場合はTwo Milesにお任せください!


  日本での収入の申告でよくある誤解
q 「日本での収入だから申告しなくて良いはず…。」
t 正解:米国外での収入であったとしても、米国の納税者は全ての収入をIRSに申告する義務があります。もしそれを怠った場合は、相当額の罰則金が課せられる可能性がありますのでご注意ください。


  「趣味」からの収入でよくある誤解
q 「趣味を通してちょっとした収入があったけど、それは申告しなくていいんでしょ?」
t 正解:趣味からの収入であっても、厳密には"Income"とみなされますので申告してください。


  寄付金でよくある誤解
q 「どんなに少額でも寄付金は控除される。」
t 正解:項目別控除が標準控除の金額を上回った場合のみ控除となります。寄付金は控除できる寄付先が指定されている団体への寄付であれば項目別控除に含まれる寄付金控除として取り扱われます。しかし、項目別控除は他の項目別控除(収税、医療費控除、税金、ローン等)の合計額が標準控除(夫婦合算申告の場合は$11,600、独身者は$5,800)を超えた場合に適用されるので、住宅ローンなどの大きな控除項目が無い場合、少額の寄付は結果的には意味がないものになってしまいがちです。


  ホームビジネスでよくある誤解
q 「自宅をビジネスで使用する際は、仕事で使用する作業スペースを税金控除できる。」
t 正解:ご自宅内でビジネス占有率を税金を控除可能ですが、条件があります。まず、ビジネス専用の部屋でないといけません。このビジネス専用というのは、一部屋内にキッチンテーブルやベッドといったビジネスに関係無い生活 用品が置いてあってはいけないという意味です。


  オートローンでよくある誤解
q 「車のローンは控除の対処になるんだよね?」
t 正解:乗用車のローンの場合は基本的にはなりません。車のローンは控除対象外です。


  医療費でよくある誤解
q 「医療費は少額でも控除の対処になるはず。」
t 正解:医療費が少額の場合は控除の対象にはなりません。控除の対象になる医療費は、年間の収入の7.5%相当額以上の支払い金額に適用されます。例を挙げると、年間の収入が$50,000の人が$5,000の医療費を支払った場合、その収入の7.5%は$50,000×0.075=$3,750ですので、$3,750以上の部分、つまり$1,250 ( =$5,000-$3,750 )のみが控除の対象となります。但し、項目別控除が標準控除の金額を上回った場合のみとなります。




■番外編

  医療費でよくある誤解
q 「うちの犬にかけた医療費は控除対象になるわよね?」
t 正解:ペットの医療費は控除対象外です。


  治験(新薬のテスト)でよくある誤解
q 「ぼくは日本からの留学生で、この前新薬のテストの治験のアルバイトをしてお金をもらったんだけど、それは 申告 しなくていいんでしょ?」
t 正解:申告してください。この場合でも受け取ったお金は"Income"とみなされます。ただし、学生ビザの場合は基本的に収入があってはなりませんし、IRSから米国移民局にこの"Under table"の収入の 申告 が「バレない」とは保証できませんのでご注意ください。収入が高額だった場合は、「脱税」が理由で強制退国にされてしまった事例が実際にあります。


*上記の情報はあくまで一般的な情報であり、全てがこのケースに当てはまるということではございません。個別の件に関しましては弊社までご相談下さい。


2012年3月23日

アメリカ
Home 会社設立Contact Us 会社設立Site Map会社設立Privacy Policy
会計


Costa Mesa Main Office
3070 Bristol Street Suite 440, Costa Mesa, CA 92626
Tel : 714-437-5823 / Fax : 714-437-5824
Torrance Office
21151 S. Western Ave., Suite 109, Torrance, CA 90501
Tel : 310-755-6564

Email : info@twomiles.net


Copyright © 2014 Two Miles. All rights reserved.
Total Media Produce by All Vision Production